公務員看護師には向いている人とそうでない人がいる。このうち、向いている人にはいくつかの特徴があるが、そのうちの一つとして比較的考え方が保守的であるという点が挙げられる。公務員看護師と言えども公務員である以上、基本的に得られる給与は年功序列となっている。そのため、外資系企業のように実力次第でいきなり高給が得られるということにはならない一方で、長期にわたって勤務していればある程度の水準まで給与が増えていくのである。そのような昔ながらの慣行を良しとする人には公務員看護師は非常に適した仕事であるが、そうでない人にとっては働きにくさを覚えるかもしれない。

また、昼夜を問わず仕事にまい進するような働き方ではなく、プライベートを重視しながらワークライフバランスの調和のとれた働き方を望むような方にも公務員看護師は適している。基本的に週に2日は休みであるし、それに加えて年次の有給休暇もしっかりと付与されるため、無理をせずに自分のペースで働くことができるというわけだ。育休や産休などの休暇制度も充実しているので、小さな子供を育てながら仕事をすることを希望する方であっても問題なく就労できるだろう。

なお、公務員看護師と言えども看護師である以上、患者や他の医療スタッフとしっかりとコミュニケーションが取れなければ仕事にならない。そのため、他者とのコミュニケーションスキルに優れている人でなければ公務員看護師として活躍するのは難しいであろう。公務員看護師に向いている人の詳細などは、こちら（http://nurse-koumuin.com）にも記載があるので目を通しておくと良い。